ほうれい線の原因と治療のためのヒアルロン酸注射の種類と量について

ほうれい線とは鼻の脇から唇の両端に向かって伸びている線の事を言います。英語ではスマイルライン等と言ったりしますが、ほうれい線があるだけで年齢が高めに見えてしまったりと女性にとっては見た目年齢の大敵の一つでもあります。漫画等でも年齢が高いキャラクターが描かれる時は必ずと言っていいほどほうれい線が書かれますよね。今回はほうれい線の原因と、ほうれい線を消すためのヒアルロン酸注射の種類と量について解説していきたいと思います。ほうれい線を消したいと覆っている方は是非参考にしてみてください。

ほうれい線の３つの原因

ほうれい線が出来てしまうのにはいくつか原因があると言われていますが、ここでは代表的な３つの原因についてそれぞれ見ていきましょう。

ほうれい線の原因-1：肌のたるみ

ほうれい線が出来る主な原因は肌のたるみによるものです。肌の弾力をキープしているのは真皮層というものなのですが、加齢や紫外線によって真皮の中のコラーゲンやエラスチンが減少してくると肌の弾力が無くなってしまい、たるみの原因となります。

-加齢や紫外線でのたるみ
加齢や紫外線により真皮の中のコラーゲンやエラスチンが減少するとたるみの原因となります。加齢によるたるみはある程度仕方無いですが、特に気を付けなければならないのは紫外線です。紫外線が肌によくない事はよく知られていますが、紫外線は肌の土台となるコラーゲンやエラスチン、またそれらを生成する細胞を破壊してしまいます。紫外線を大量に短時間浴びる事や、少量でも継続して浴びる事はなるべく避けるべきでしょう。

-無理なダイエットによるたるみ
無理なダイエット等で皮膚がたるんでしまう事もほうれい線の原因になると言われています。
反対に皮下脂肪が増えすぎてしまうと、それもたるみの原因になりますので適度な体重をキープできると良いですね。

ほうれい線の原因-2：乾燥こじわ

肌が乾燥してこじわが出来てしまうとそれが進行してほうれい線になってしまう事があります。
水分を保湿しておく役割を担っている肌の表皮が乾燥してしまうと、前述したたるみの原因になっている真皮にもダメージを与え、こじわが出来てそれがほうれい線の原因になってしまう事もあるのです。これは加齢によるものだけではないので、１０代や２０代の若い方でもほうれい線が出来てしまう原因になり得ます。

ほうれい線の原因-3：骨格

ほうれい線が出来てしまう原因の１つに骨格も上げられます。これは遺伝によるものが大きいですので、両親にほうれい線がある方は２０代や３０代の時にもほうれい線が出来てしまう場合もあります。
日本人にはたるんだ頬と出っ張った前歯の歯茎の人が多いと言われていますので、元々ほうれい線が出来やすい人種という事も出来るでしょう。特に前歯が出っ張ってしまっている人はほうれい線が出来やすいです。前歯が出っ張ってしまっている方は、歯列矯正をするのもほうれい線を治療する１つの方法になります。

ヒアルロン酸注射の種類を紹介

ヒアルロン酸注射と一言で言っても。部位別、メーカー別でいくつかの種類があります。闇雲に高い物を使えば良いというわけではありませんが、適切な種類のものを使わなければ思った通りの効果を得られないなどの弊害が発生する可能性があります。信頼できるクリニックで施術してもらう事で、適切な種類のヒアルロン酸を使って施術する事が出来るでしょう。

ヒアルロン酸の種類-1：レスチレン

スウェーデンのQ-MEDという会社が販売しており、日本では最も使用頻度が高いヒアルロン酸として知られています。
ヒアルロン酸の中では粒子の大きさは小さ目で、ほうれい線の他にも顔全体のしわに使用する事が出来る他、あごや鼻の形を整えたりする事にも使用されています。

ヒアルロン酸の種類-2：レスチレン　パーレイン

ヒアルロン酸の中では粒子の大きさは中程度で、通常のレスチレンより少し大きめになっています。

ヒアルロン酸の種類-3：ジュビダーム ビスタウルトラ

ジュビダームは初めて厚生労働省の認可を受けたヒアルロン酸として知られています。

ヒアルロン酸の種類-4：エセリス

エセリスはスイスのメーカーが開発したヒアルロン酸で、高純度・高濃縮が特徴と言われています。また、粒子では無くゲルタイプなので、凸凹の無いより自然な肌に仕上げる事が出来るでしょう。

ヒアルロン酸注射の量について

年齢によってほうれい線の改善に必要なヒアルロン酸の量や
下記はしわ取り全体に掛かるおおよその相場料金になりますが、
参考にしてみてください。