ダイエットしても思うように痩せられず、脂肪吸引を考えてみようという人でこの記事を読んでくれている方も多いかと思います。
脂肪吸引は普通のダイエットと異なり、確実に痩せさせてかつ、リバウンドもしにくいという優れものです。この記事では、脂肪吸引の中でも切る脂肪吸引、切らない脂肪吸引の違いを知ってもらい、次におすすめの脂肪溶解注射について徹底的に知ってもらいたいと思います。
知っておきたい4種類の脂肪吸引
(1)切る脂肪吸引
切る脂肪吸引とはその名の通り、メスとカニューレと呼ばれる特別な管を使用して、脂肪を取り除く施術の事を言います。具体的にはメスで皮膚を切り、次にカニューレで脂肪を吸い取り体の外へ取り出します。切る脂肪吸引の特徴は下記です。
・即効性があり効果が大きい
⇒目に見えて脂肪の量を減らすことができます。
・体への負担が大きい。
⇒メスを使用しているので、痛みがあったり腫れたりします。ドクターの腕によっては、
肌がでこぼこになったりするということもあります。
(2)切らずに注射で脂肪除去
代表的な脂肪除去注射はメソセラピーとも呼ばれ、注射することだけで脂肪分を溶かし、
手軽に脂肪を取り除くことができます。
※注射で脂肪除去の詳細は後述します。
(3)切らずに冷凍して脂肪除去
脂肪分は凍りやすく、内々の脂肪だけを凍らせて脂肪を除去する方法です。
冷凍で脂肪除去の特徴は下記です。
・リバウンドの可能性がほとんどない
・1回で効果が出にくので通院する必要あり。
・腫れや痛みが1週間程度ある。
(4)切らずに熱で脂肪除去
主に超音波を利用して自分の取り除きたい部分の脂肪細胞を壊します。壊れた脂肪細胞は人工で取り除くのではなく、血液やリンパに吸収され自然に体外に出ていくイメージです。
熱を使った脂肪除去の特徴は下記です。
・体への負担が少ない
・効果が出るのが少し遅い
・1回で効果が出にくので通院する必要あり
脂肪溶解注射の6つの特徴
脂肪溶解注射(メソセラピー)とは何なのかをまず、簡単に説明します。
脂肪溶解注射(メソセラピー)は短期間で集中して痩せる事ができる画期的な施術として人気があります。
注射を打つだけで、気になる脂肪がある部分を痩せさせることができます。
注射を打つことで、脂肪分を溶かしたり分解したりできます。
注射の主成分となるのはレシチン、アミノ酸、ビタミン等で安全性も高く
リバウンドしづらい事でもよく知られています。
特徴1:脂肪溶解注射はメスを使わない
体に傷をつけたりせずに、特定の部分の脂肪を除去することができます。
分解、溶解された脂肪は体の外に排出されます。
特定の部位の脂肪を落とすことができます。
特徴2:脂肪溶解注射はリバウンドが起きない
脂肪量は次のような公式に当てはめることができます。
脂肪量 = 脂肪細胞×脂肪細胞の大きさ
脂肪が気になるという人は、脂肪細胞一つ一つが大きく、脂肪細胞の数も多い状態です。
ダイエットで痩せた人は、脂肪細胞一つ一つが小さくなりましたが、脂肪細胞の数は変わりません。
脂肪溶解注射では、脂肪細胞の数そのものを減らすことができます。
特徴3:脂肪溶解注射でお肌のでこぼこを治すことができる。
でこぼこができる理由は大きく2つあります。
1)脂肪と老廃物が合わさってセルライトができる。
2)脂肪吸引等の施術後、肌にでこぼこができる。
両者ともあまり美しくありません。脂肪溶解注射で痩せるだけでなく、
でこぼこをキレイになることもできます。
特徴4:脂肪溶解注射は周りにバレない。
美容整形において、メスを入れた施術で傷跡が残ったり、
不自然に長期間マスクをしていて、整形したということが周囲にわかってしまうことがあります。
しかし、脂肪溶解注射はその名の通り注射をするだけなので、周りに気づかれずに
自然に体を細くすることができます。
特徴5:脂肪溶解注射は全身に使用することができる。
注射ができる部位は下記の通りです。
顔のほっぺた
あご
二の腕、
背中、
腰回り
お腹まわり
おしり
太もも
ひざ、
ふくらはぎ
体の多くの部分で脂肪吸引注射ができるので、自分の気になる箇所を部分痩せする事が出来ます。
特徴6:脂肪溶解注射は安全性が高く負担が少ない
体に注射するだけなので体への負担がとても軽いです。脂肪吸引などに代表される痩身術と比べて、格段にダウンタイムが少ないです。欧州でもこの施術は多く使用されており、安全性が高く、体への負担が多い事で知られています。
特徴7:脂肪溶解注射の施術時間とダウンタイムがとても短い
施術時間は約5から10分と非常に短いのが特徴です。痛みも少ないので簡単に施術できるのが良いですね。またダウンタイムが短いので、休みがとれないというOLの方たちもすぐに普段通りの生活ができます。
脂肪溶解注射はこんな人におススメ
ダイエットをしたいと望んでいる人は多いものの、なかなか継続したり、
痩せたりすることは難しいですよね。痩せるために努力していたつもりが
結局リバウンドして元の体重よりも多くなったという人もいらっしゃると思います。
下記のような人たちに特に脂肪溶解注射をおススメします。
・ダイエットを繰り返しているが、痩せることができない
・運動しているが続かない
・ダイエットに効果があると言われる薬を服用している。
・無理な食事制限をしている
・下半身など、体の特定部分の脂肪が気になる方。
脂肪溶解注射の良いところは、努力が必要ない無理せず短期間で痩せられることです。
一つでも当てはまると思う方は一度脂肪溶解注射の施術を考えて見て下さい。
覚えておきたい脂肪溶解注射の注意点
簡単、単純、負担が少ないなどと良い話がたくさんある脂肪溶解注射ですが、もちろんデメリットや注意点があります。施術の前に良い部分だけでなく、注意点も覚えておきましょう。
注意点1:脂肪溶解注射は効果がない?
一度に注入される注射薬が少ないと、一度で劇的な変化が見込めません。脂肪吸引のように目に見てわかるくらい痩せようと思うと、何回かクリニックに通う必要があります。
個人差がありますが、2週間ごとに3、4回程度の注射を続けると効果を実感できます。
注意点2:脂肪溶解注射の費用は思っているよりも高くなる?
前述のとおり、何回かクリニックに通って初めて効果を実感し始めることができます。
通常、脂肪溶解注射一本いくら、数本でいくらのように数回通って注射することを前提にしている値段設定になっています。ですので思っているよりも料金が高くなる可能性があります。もしかしたら脂肪吸引をしたほうが安上がりになる可能性があるので、たくさん脂肪を落としたい時であれば、脂肪吸引を考えてみましょう。
注意点3:脂肪溶解注射は体に症状が出る?
注射の後に、筋肉痛のような症状を始めとして、赤くなる、かゆくなる、腫れる、内出血が出ることがあります。注射薬が体内に入ると、直後から脂肪細胞が破壊されていくことが原因です。症状は数日のみですが、万が一痛みや腫れが続く場合はクリニックに相談して下さい。
注意点4:脂肪溶解注射はアレルギー反応がでる?
注射薬の主成分はレシチンと呼ばれ大豆を原料としています。
大豆アレルギーであると施術を受けられません。
また大豆アレルギー以外の方でも以下のような人は施術を受けらない可能性が高いです。
・妊婦、妊娠、授乳している人
・内臓に疾患がある人
・免疫系に疾患のある人
・病院に通っていて薬を服用している人
注意点5:男性は脂肪溶解注射を受けられない?
クリニックにもよりますが、男性が受けられないケースがあります。電話をかけて確認しましょう。
脂肪溶解注射の必要回数と料金の相場
下記に必要本数や回数の目安をまとめてみました。(テーブル作ってくれると嬉しい)
費用はクリニックによってまちまちですが、脂肪溶解注射の本数毎で料金を設定している場合や、部位ごとで料金を設定している場合があります。
部位 施術1回の本数 必要回数
頬 2本 3-5回
お腹 4-5 本 5回
おしり 3-4本 5回
太もも 3-4本 5回
ひざ 2-3本 3から5回
脂肪溶解注射1本 料金:2万円
脂肪溶解注射4本 料金:7万円
脂肪溶解注射12本 料金:20万円
顔(6本) 料金:10万円
お腹(6本)料金:10万円
太もも(12本)料金:20万円
料金の注意点
1回1万円とすごく安いように見えるクリニックもありますが、
結局あまり大差がないと考えています。一件安そうな料金に設定してあるクリニックは、
診察料やカウンセリングで料金を取ったり、何本も注射をしたりします。
電話をかけてカウンセリングの予約をする段階で詳しく聞いてみましょう。